リノベーションとは
最近よく聞く用語としてリノベーションという言葉があります。もともとあった物件をきれいにするという意味ではリフォームと似ているかもしれませんが、リノベーションは全く違うものなのです。
リフォームはその物件を建築当初のころの性能に戻すというもので、すなわち「修繕」を指します。
しかし、これですと日々新しい居住環境が生まれている中、数十年前の最新にしたところで今の暮らしに合わないところもあります。
そこをさらにバージョンアップし、きれいに修繕したうえで性能も向上させたというのがリノベーションというものなのです。
最近このリノベーション物件が増えており、中古物件をオール電化などに向上させ、全体を住みやすいきれいな住宅にして販売、賃貸する不動産屋が増えています。
もともとそこにあった物件を、きれいにするだけではなく、格上げしてしまうリノベーション。
新築費用と変わらないリノベーションもありますが、自分たちが住みたいと思う住宅を作るには新築では不足のところもあり、また事前にリノベーション前の中古物件をしっかりみることで土台の傷み具合、基礎はどうなっているかなど納得いくまで見られるというのが新築購入時にはないメリットなのです。
新築では出せないこだわりを、リノベーションで出そうという方は増えています。長い年月暮らす我が家だからこそ、このようなこだわりをもってマイホーム購入を考えるというのも、これから不動産購入を考えている方にとって素晴らしい選択肢といえるのではないでしょうか。